春は出会いと別れ、そして新しいスタートの季節ですね。
「もうすぐ幼稚園(保育園)だね!」と声をかけると、嬉しそうにする反面、少し不安そうな表情を見せるお子さんも多いのではないでしょうか。
「お友達できるかな?」
「ママやパパと離れるのが寂しい……」
そんな繊細な子どもの気持ちに寄り添い、新生活への期待を膨らませてくれるのが「絵本」の魔法です。
今回は、保育士の視点から「入園・進級の時期に親子で読みたい絵本」を3冊厳選しました。お子さんと一緒に読みながら、春からの新しい生活を笑顔で迎えましょう!
1. 園での1日が具体的にわかる!『ようちえんのいちにち』
新しい環境への不安の多くは「そこで何をするのかわからない」という見通しのなさが原因です。
この『ようちえんのいちにち』は、朝の登園からお帰りまで、幼稚園でどんなふうに過ごすのかを丁寧に、そして楽しそうに描いています。
「おもちゃでお遊びする時間があるんだね」
「みんなでお弁当を食べるんだよ。楽しみだね!」
そんなふうに声をかけながらページをめくることで、お子さんの頭の中に「楽しい園生活のイメージ」が具体的に湧いてきます。初めて集団生活に入るお子さんに、まず最初におすすめしたい1冊です。
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2. 離れる不安を安心に変える『いってらっしゃい いってきまーす』
お家の方と離れて過ごすことに強い不安を感じているお子さん(母子分離不安)におすすめなのがこちらの絵本。
「いってらっしゃい」と見送られた後、子どもたちはそれぞれの場所で過ごし、最後はまた必ず「おかえりなさい」と温かく迎えられます。この「離れていても大丈夫」「必ずまた会える」という確かな安心感が、子どもの背中をそっと押してくれます。
入園当初は、朝のお別れで泣いてしまうこともあるかもしれません。そんな時、おうちを出る前にこの絵本を読み、「〇〇ちゃんが行ってきますをした後、ママ(パパ)はお迎えに行くまで待っているからね」と伝えてあげると、心の安定剤になってくれますよ。
3. 「自分も行きたい!」とワクワクを引き出す『ぼく、ようちえんにいくんだ』
入園を心待ちにしている子はもちろん、「ちょっとドキドキするな」と足踏みしている子にもぴったりなのが、この絵本です。
主人公の男の子が「幼稚園ってどんなところだろう?」と想像を膨らませる様子が生き生きと描かれており、読んでいる子ども自身も「早く行ってみたい!」「ぼくも(わたしも)幼稚園でこんなことしたい!」という前向きな気持ちにさせてくれます。
新しい制服やかばんを準備しながら、ワクワクした気持ちを親子で共有できる、春の定番絵本です。
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おわりに:絵本は心の準備の最高のツール
入園・進級の時期は、子どもだけでなく、親である私たちもドキドキするものです。
そんな時、親子で膝を突き合わせて絵本を読む時間は、言葉以上の安心感を子どもに与えてくれます。
「不安になっても大丈夫だよ」「新しいお友達と遊ぶの、楽しみだね」
絵本の力を借りて、そんな温かいメッセージを伝えてみてくださいね。
みなさんの新しい春が、笑顔あふれる素敵な毎日になりますように!



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