梅雨期や、雨の日におすすめの絵本です。大人にとってはおっくうな雨でも、子どもにとったら発見や気づきの対象です。
この絵本と一緒に、雨の日を楽しい日に変えてしまいましょう!
それでは詳しく紹介していきます。
はっぱのおうち 概要とあらすじ
題名 | はっぱのおうち |
作/絵 | 征矢清さん/林朋子さん |
発行所 | 福音館書店 |
突然の雨で、あまやどりをすることに。秘密基地のような空間に、小さな生き物のお客さんがやってきて、一緒にあまやどりをします。
子ども心をくすぐるあまやどりの空間と、やってくる小さな生き物が魅力的です。林さんの温かく、可愛らしいイラストとともに、一緒にあまやどりをしている気分になれます。
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実際に読んだ感想
初めて読んだのは、娘が保育園から借りてきた時でした。次々に出てくる小さな生き物たちの名前を言ったり、わからないものは覚えたりと繰り返し楽しんでいました。
子どもが入れる植木のくぼみを見つけると絶対に入る娘(多分トトロの影響)には魅力的に映ったんではないでしょうか。
両親ともに林さんの絵が好きで、絵本もたくさん読んできましたが、恥ずかしながらこの時に初めて読みました。温かい雰囲気のイラスト、落ち着きますよね。
保育での展開案
「あまやどり」を楽しめるような活動が盛り上がるでしょう。
保育園の園庭や、園周辺、公園で絵本なようなくぼみを探してみます。理想は子どもが数人は入れる大きさです。散歩に行くため、雨は降っていませんが、あまやどりごっこが楽しめます。
そこで保育者は、「いーれーて」などと言って、様々な小さい生き物の役をします。そうすれば、絵本の内容に合わせたごっこ遊びが楽しめます。大きさによっては、どのような生き物が入れるか考えてみるのも楽しいですね。
園庭があり、数人は入れるくぼみがある場合は、危険のない範囲で、雨の日に試すとより絵本に近いごっこ遊びができます。雨の音を感じたり、秘密基地のような空間にワクワクしたりすることで、非日常を体験できるでしょう。
最後に
雨の日を楽しむことで、いつもと違った気づきや発見があるかもしれません。また、子どもから教えてもらうこともあるかもしれませんね。
大人からしたら当たり前のことでも、子どもからしたらワクワクすることかもしれません。
雨という天気でも、楽しもう!と思えるか、「また、雨か」と思うかで過ごし方も、モチベーションも違います。この絵本と一緒に、雨を楽しみましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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