『はなび ドーン』レビュー 音と光が弾ける夏の夜の一冊
夜空に響く「シューッ パンッ ドーン」が耳に残る、『はなび ドーン』は、0〜2歳の子どもに向けた音と色彩が主役の花火絵本です。
カズコ G・ストーンさんの大胆な色使いと迫力ある擬音で、赤ちゃんでも“絵本の中の花火”に引き込まれます。
この記事では、その魅力や年齢別の反応、読み聞かせの工夫などを詳しく解説します。
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『はなび ドーン』ってどんな絵本?
題名 | はなび ドーン |
作 | カズコG・ストーンさん |
発行所 | 童心社 |
- あらすじ・内容
暗い夜空に「シューッ」と火があがり、「パンッ ドーン」「パパパーン」「キラキラキラ」と続く花火の連続。
色も形もさまざま――大輪、星型、ハート型の花火がページいっぱいに描かれ、その音と光で“夏の夜”をダイレクトに体感できます
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年齢別の反応|何歳から楽しめる?
- 0〜1歳
繰り返し擬音が楽しく、カラフルな花火の絵に目が引きつけられます。赤ちゃんがInstagramトレンドの「表現のきっかけ絵本」として反応します - 1〜2歳
「ドーン!」と一緒に指差しをしながら同じ音を口にするようになることも。ページをめくる期待感が高まり、集中力アップにもつながります
保育・読み聞かせにおすすめの理由
- 音と絵だけでストーリーが完結、短くても満足感があるため、0歳児の導入にぴったり
- 擬音を一緒に声にすることで参加型に。特別な読み聞かせ力を必要とせずに楽しめます
- 保育の導入資料としても活用可:動き遊びやお絵描きなどのワークにつなげやすい構成
実際に子どもたちに読み聞かせをすると、「次はどんな花火なんだろう‥」とわくわくした表情をしてくれます。
また、花火が立ち上がる音「ドーン!」などに合わせてポーズを取ったりリアクションをしたりすれば一体感が生まれ、盛り上がります。
読むときの工夫ポイント
- 擬音を体で表現:「ドーン!」と腕を広げて一緒に表現すると、体験として楽しめます
- 形のクイズを取り入れて:「今の花火はハート形だったね!」など問いかけを加えると集中力アップ、1〜2歳向き
- 終わった後に花火のお絵描き遊びに繋げるなど、読み聞かせから表現へ発展させやすい内容です
シリーズで楽しむのもおすすめ!
『はなび ドーン』が楽しかったなら、同じくカズコ・G・ストーンさんのリズム感あふれる絵本を続けて読んでみるのもおすすめです。言葉のリズムや繰り返しが心地よく、0〜2歳児に特に人気です。
『なーんだ なんだ』
- パンダが登場するシンプルなクイズ絵本。
- 「なーんだ なんだ」と繰り返し問いかけるリズムが心地よく、赤ちゃんも思わずページをめくりたくなります 。
『たまちゃんとしっぽ』
- 子猫のタマちゃんが「しっぽ しっぽ だーれの?」と問いかけながら、しっぽの持ち主を探していく絵本。
- 「しっぽ」の繰り返し音が耳に残り、ゆったり遊ぶうれしさをあたたかく描いています 。
これらの絵本も、音のリズム・繰り返し・問いかけが自然に入ってくる構成で、読み聞かせの導入や初めての絵本体験にピッタリです。『はなび ドーン』とセットで読んで、0〜2歳向けの“音あそび絵本”の世界を広げてみてください。
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まとめ 赤ちゃんと楽しむ“音の記憶”絵本
『はなび ドーン』は、色・音・形が共鳴する“感じる花火絵本”。
赤ちゃんでも集中でき、言葉がまだ少ない時期でも豊かな学びに繋がります。
夏の夜、寝かしつけの前やイベント導入として、この一冊を取り入れてみてください。
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