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【現役保育士パパが厳選】10月・11月に「必ず」読むべき絵本10選!読み聞かせで秋の感性を育む

全年齢向け

10月後半から11月にかけては、ハロウィンムードが落ち着き、一気に本格的な「秋の自然」に触れる絶好の機会です。

しかし、「どんぐり」や「落ち葉」をテーマにした絵本が多すぎて、どれを選べばいいか迷ってしまう親御さんも多いのではないでしょうか?

私自身、10年の経験を持つ現役保育士として、園で実際に子どもたちの反応が最も良かった絵本だけを厳選しました。また、一人の子育てパパとして「家庭で読み聞かせやすいか」という視点も加えています。

この記事では、秋の感性を育み、知的好奇心と情緒を深めるための「プロが選ぶ絵本10冊」と、読み聞かせを遊びに繋げる現役保育士ならではの秘訣を解説します。


【テーマ別】秋の感性を深める現役保育士推奨の絵本10選

この時期に子どもたちの知的好奇心情緒を育むために、園で実際に人気だった絵本だけを厳選しました。

1. 【自然と発見】「どんぐり」で好奇心を刺激する3冊

散歩で見つけたものを絵本と結びつけることで、実体験と知識がリンクし、子どもの学びは爆発的に深まります。

1. どんぐりころころ おやまへかえる だいさくせん

【推奨理由(保育士パパ視点)】童謡「どんぐりころころ」の「3番以降」の物語を描いた絵本です。歌に乗せて読み聞かせができるため、子どもたちの集中力が続きやすいのが最大の魅力。どんぐりがピンチを乗り越える展開は、お話の楽しさと同時に、諦めない気持ちを伝えるのにもぴったりです。

2. どんぐり どんぐり

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【推奨理由(保育士パパ視点)】0歳〜2歳児クラスで鉄板の1冊。リズミカルな言葉と、降矢ななさんの温かい絵が魅力。特に、お母さんリスの表情や仕草が可愛らしく、親子の愛情を感じさせます。読み聞かせ後に「どんぐり探しに行こう!」と誘う最高の導入になります。

3. どんぐりむらのぼうしやさん

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【推奨理由(保育士パパ視点)】どんぐりたちの「働く姿」を通じて、社会の仕組みや役割を自然に理解できます。おままごとやごっこ遊び(どんぐり屋さんなど)に発展しやすく、主体的な遊びを促したい4・5歳児におすすめです。

2. 【食欲の秋】「やきいも」や「収穫」で生活力を育む3冊

この時期は「収穫の喜び」を一番感じられます。ただ食べるだけでなく、ハプニングを乗り越える力や感謝の気持ちも一緒に伝えましょう。

4. ばばばあちゃんのやきいもたいかい

【推奨理由(保育士パパ視点)】焼き芋をめぐる「ごちゃごちゃした楽しさ」が詰まった、秋の行事絵本の代名詞。ルールにとらわれず、楽しさを追求するばばばあちゃんの姿は、子どもたちに「遊びは自由だ」というメッセージを伝えます。園での焼き芋大会前に読むと、期待値が最高潮になります。

5. さつまのおいも

【推奨理由(保育士パパ視点)】いも掘りのプロセスが分かりやすく描かれた名作。土の中の世界を想像することで、食べ物がどうやってできるか、という食育の基本を伝えます。食いしん坊な子どもたちのリアクションも可愛らしく、素朴ながら奥深い1冊です。

6. へんしんやきいも

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【推奨理由(保育士パパ視点)】「へんしんシリーズ」の言葉の面白さで笑いを生み出し、読み聞かせ中に自然と笑顔になる魔法の絵本です。活動と活動の合間の気分転換や、楽しい雰囲気にしたい時に最適です。

3. 【落ち葉・行事】情緒と発見を育む4冊

ハロウィンが終わった後の空白期間に、次の行事への期待を高める絵本や、落ち着いた物語を挟むことで、クリスマスへの感動が増します。

7. おちばいちば

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【推奨理由(保育士パパ視点)】落ち葉や木の実がごちそうや服になるという、秋の自然を使った想像力の極致を描いた絵本。読み聞かせ後に「じゃあ、この落ち葉でお魚作ってみようか」と製作や自然遊びに直結しやすいため、親子での活動にも繋げやすいです。

8. さわさわもみじ

【推奨理由(保育士パパ視点)】擬音語が中心の、感覚を刺激する絵本。風の音、もみじの音、どんぐりが落ちる音を、読み聞かせで表現することで、子どもたちは秋の空気感を全身で感じ取れます。特に乳児クラスの五感を刺激するのに優れています。

9. 14ひきのあきまつり

【推奨理由(保育士パパ視点)】家族の物語を通じて、行事の楽しさ、準備の大切さ、そして協力する喜びを伝える絵本。細部まで描き込まれた秋の森の美しさは圧巻で、親子の会話も広がります。

10. あきぞらさんぽ

【推奨理由(保育士パパ視点)】女の子の視点を通して、秋の空、木々、落ち葉のプールなど、絵の美しさで情緒を育む作品。読後の爽快感があり、「散歩に行こう!」というモチベーションを親子で共有できます。


【現役保育士の秘訣】絵本で子どもの興味を「遊び」に繋げる方法

絵本はただ読むだけで終わりではありません。現役保育士として、家庭で簡単にできる「次のステップ」をご紹介します。

1. 「問いかけ」の絶妙なタイミングをズラす

読み終わってすぐに「何が面白かった?」と聞くのはNGです。子どもは興奮が冷めていません。

  • プロの技: 絵本の内容をあえて散歩中や夕食時に持ち出します。「そういえば、あの絵本のどんぐりはどうなるんだっけ?」と問いかけることで、記憶と実体験が繋がり、学びが深まります。

2. 絵本を「遊びのヒント」にする

絵本で見た光景を、実際に外で再現してみましょう。

  • 具体的な活動:『おちばいちば』を読んだ後に、集めた落ち葉で落ち葉のスカートや落ち葉の魚を実際に作って遊ぶ。製作と自然遊びが連動し、何倍も楽しい体験になります。

まとめ:秋の絵本は「知性」と「情緒」を育む最高の教材

この時期に触れた自然や、絵本から学んだ知識は、子どもの中に一生残る「感性の土台」になります。

親子の温かい読み聞かせの時間は、子どもにとって何よりも貴重な宝物です。本記事でご紹介した10冊を参考に、秋の読み聞かせを最大限に楽しんでください。

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