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【保育士さんも必見】秋におすすめの絵本14選|0-5歳の子どもと楽しむ季節の読み聞かせ

全年齢向け

朝晩の涼しさに秋の訪れを感じるこの季節。保育園では運動会や遠足、ハロウィンなど楽しい行事が目白押しですね。そんな秋だからこそ、季節感あふれる絵本で子どもたちの心を豊かに育んでみませんか?

今回は、0-5歳の子どもたちに読み聞かせたい秋の絵本を、紅葉などの景色系食育系生き物系その他秋の絵本4の4つのカテゴリーに分けて14冊ご紹介します。保育士さんにも役立つ読み聞かせのポイントも合わせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

🍂 紅葉などの景色系(3冊)

1.『さわさわ もみじ』(はじめてであうえほんシリーズ)

:ひがし なおこ
:きうち たつろう
出版社:くもん出版
対象年齢:0-2歳

おすすめポイント
「さわさわ」「ぽとんことん」など、秋の自然音を表現した擬音語がたくさん登場する絵本。風の音やどんぐりが落ちる音など、秋の自然を五感で感じることができます。シンプルで美しいイラストが、小さな子どもたちの心を穏やかにしてくれます。

読み聞かせのポイント

  • 擬音語の部分は音の高低をつけて読むと効果的
  • 「さわさわ」の部分では手をひらひらと動かして風を表現
  • 読み終わった後に、実際に落ち葉を触らせてあげると良い体験に

2.『もりのかくれんぼう』

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作・絵:末吉暁子・林明子
出版社:偕成社
対象年齢:3-5歳

おすすめポイント
美しい紅葉の森を舞台にしたかくれんぼの絵本。絵の中に隠れた動物たちを探すのが楽しく、観察力や集中力を育てます。秋の森の美しさを存分に味わえる名作です。

読み聞かせのポイント

  • 動物探しの場面では子どもたちに「どこにいるかな?」と問いかけを
  • 見つけられなくても焦らず、一緒に探してあげる
  • 読み終わった後に「今度お散歩でどんな色の葉っぱを見つけられるかな?」と実体験に繋げる

3.『いちょうの実』

作・絵:及川賢治・竹内繭子
出版社:文溪堂
対象年齢:2-4歳

おすすめポイント
いちょうの葉が黄色く色づく過程を、優しいタッチで描いた絵本。季節の変化を感じることができ、自然への興味を育てます。短い文章で構成されているので、集中力がまだ短い子どもたちにもぴったりです。

読み聞かせのポイント

  • 色の変化がわかりやすいよう、ゆっくりとページをめくる
  • 「緑色から黄色に変わったね」など色の変化を言葉で表現
  • 実際にいちょうの葉を見つけたときの体験談を交えると効果的

🍎 食育系(5冊)

4.『おべんとう』

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作・絵:小西英子
出版社:福音館書店
対象年齢:2-4歳

おすすめポイント
まるで本物のような美しいお弁当の絵が魅力的な絵本。おかずを一つずつお弁当箱に詰めていく過程が丁寧に描かれており、食べ物への興味を自然に引き出します。

読み聞かせのポイント

  • 「これは何のおかずかな?」と子どもたちに問いかけながら読む
  • 「みんなのお弁当には何が入ってるかな?」と実体験に結び付ける
  • 読んだ後にお弁当作りごっこをすると盛り上がる

5.『やさいのおなか』

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作・絵:きうち かつ
出版社:福音館書店
対象年齢:2-5歳

おすすめポイント
野菜を切った断面を白と黒で表現した、ユニークなしかけ絵本。「これ なあに?」の問いかけから始まり、ページをめくると色鮮やかな野菜が登場します。秋の野菜も多数登場し、食材への興味を深めます。

読み聞かせのポイント

  • クイズ形式で子どもたちに考えさせる時間を十分に作る
  • 答えを急かさず、いろいろな予想を楽しむ
  • 実際の野菜の断面を見せてあげるとより理解が深まる

6.『おいもほり』

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作・絵:いもと ようこ
出版社:金の星社
対象年齢:1-3歳

おすすめポイント
秋の代表的な行事「芋掘り」をテーマにした絵本。動物たちが力を合わせて大きなお芋を掘り出す様子が、温かいタッチで描かれています。協力することの大切さも学べます。

読み聞かせのポイント

  • 「よいしょ、よいしょ」の掛け声を子どもたちと一緒に言う
  • 芋掘りの体験談があれば一緒に話す
  • 読み終わった後に「みんなでお芋掘りしたいね」と期待を高める

7.『くだものだもの』

:石津ちひろ
:山村浩二
出版社:福音館書店
対象年齢:3-5歳

おすすめポイント
秋の果物たちが言葉遊びを楽しむユーモラスな絵本。「かきはかっかきかいて」「なしはなしのなしです」など、だじゃれのような言葉遊びが子どもたちの笑いを誘います。

読み聞かせのポイント

  • リズム感を大切にしてテンポよく読む
  • 子どもたちが笑えるよう、表情豊かに読み聞かせる
  • 言葉遊びの楽しさを十分に味わってもらう

8.『やきいもの日』

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作・絵:村上康成
出版社:徳間書店
対象年齢:3-5歳

おすすめポイント
焼き芋屋さんとの出会いを通して、秋の味覚を楽しむ絵本。家族のあたたかい交流と、焼き芋のおいしそうな描写が印象的です。食べ物への感謝の気持ちも育てることができます。

読み聞かせのポイント

  • 焼き芋のにおいや温かさを表現するように読む
  • 「みんなは焼き芋食べたことある?」と体験を聞いてみる
  • 季節の味覚を楽しむことの大切さを伝える

🐛 生き物系(3冊)

9.『どんぐりむらのぼうしやさん』

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作・絵:なかや みわ
出版社:学研プラス
対象年齢:3-5歳

おすすめポイント
秋の代表的な自然物「どんぐり」を主人公にしたかわいらしい絵本。どんぐり村の帽子屋さんが、風で飛ばされた帽子を探す心温まるストーリーです。

読み聞かせのポイント

  • どんぐりのキャラクターの表情を豊かに表現
  • 読み終わった後に実際のどんぐり拾いへの興味を引き出す
  • 「みんなもどんぐりさんみたいに優しい気持ちになれるかな?」と問いかける

10.『こおろぎ』

作・絵:風間俊昭
出版社:福音館書店
対象年齢:2-4歳

おすすめポイント
秋の夜長に美しい音色を奏でるこおろぎを描いた絵本。虫の生態を優しく紹介しながら、命の大切さも伝えます。実際の鳴き声を真似しながら読むと効果的です。

読み聞かせのポイント

  • こおろぎの鳴き声「りーんりーん」を音色豊かに表現
  • 夜の静寂と虫の音のコントラストを表現するよう読む
  • 読み終わった後に実際の虫の音に耳を傾ける時間を作る

11.『とんぼのうんどうかい』

作・絵:かこさとし
出版社:偕成社
対象年齢:3-5歳

おすすめポイント
秋空を舞うとんぼたちの運動会を描いた楽しい絵本。運動会シーズンの読み聞かせにもぴったりで、子どもたちの興味を引くこと間違いなしです。

読み聞かせのポイント

  • 運動会の場面では興奮を込めて読む
  • 「みんなの運動会はどうだった?」と体験を聞く
  • とんぼの飛び方を手で表現しながら読むと楽しい

🌙 その他秋の絵本(3冊)

12.『お月さまってどんなあじ?』

作・絵:マイケル・グレイニエツ
翻訳:いずみちほこ
出版社:らんか社
対象年齢:2-5歳

おすすめポイント
お月見の季節にぴったりな、お月さまの味を確かめたい動物たちの絵本。積み重なって月に手を伸ばす動物たちの姿がユーモラスで、協力することの素晴らしさも学べます。

読み聞かせのポイント

  • 動物たちが積み重なる場面では身振り手振りを交えて
  • 「お月さまはどんな味がするかな?」と想像力を働かせる
  • 実際のお月さまを見上げる体験に繋げる

13.『はたらくくるまのずかん』

作・絵:五十嵐美和子
出版社:ひさかたチャイルド
対象年齢:2-4歳

おすすめポイント
工事現場で活躍する働く車を紹介した図鑑絵本。身近な車と季節を結び付けて学ぶことができます。

読み聞かせのポイント

  • 車の音を表現しながら読む
  • 「この車見たことある?」と実体験に結び付ける
  • 働く人への感謝の気持ちも伝える


14.『おかしな?ハロウィン』

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作・絵:ザ・キャビンカンパニー
出版社:あかね書房
対象年齢:3-5歳

おすすめポイント
ハロウィンの季節に読みたい、楽しい絵本。ハロウィンの要素を楽しく紹介しています。

読み聞かせのポイント

  • ハロウィンの雰囲気を盛り上げるよう楽しく読む
  • 「みんなもハロウィンの仮装したい?」と興味を引き出す
  • 異文化への理解を深める良い機会として活用

📚 読み聞かせを成功させるための全般的なポイント

環境作りのコツ

  • 季節感のある装飾:読み聞かせコーナーに落ち葉や木の実を飾る
  • 適切な座り位置:全員が絵本を見やすい位置に座れるよう配慮
  • 集中できる雰囲気:他の活動が気にならない静かな環境を作る

読み方のテクニック

  • 声の抑揚:場面に合わせて声の高低や大きさを変える
  • 間の取り方:子どもたちが絵をじっくり見る時間を作る
  • アイコンタクト:時々子どもたちの顔を見ながら読む

参加型の読み聞かせ

  • 問いかけを活用:「どう思う?」「何が見える?」など質問を織り交ぜる
  • 体験談を共有:関連する体験があれば話してみる
  • 季節の活動に繋げる:読んだ後に工作や外遊びに発展させる

🍁 まとめ:絵本で豊かな秋を過ごそう

秋は自然の変化が美しく、食べ物がおいしく、生き物たちの活動も活発な素晴らしい季節です。今回ご紹介した14冊の絵本を通して、子どもたちと一緒に秋の魅力を存分に味わってください。

絵本は単に読むだけでなく、その後の活動に繋げることで学びがより深くなります。散歩で落ち葉集めをしたり、お芋掘り体験をしたり、月を見上げたりと、絵本から得たイメージを実体験で確かめることで、子どもたちの感性はより豊かに育まれます。

保育士の皆さんには、これらの絵本を季節の導入として活用していただき、子どもたちの興味・関心を引き出すきっかけにしていただければと思います。また、おうちでの読み聞かせでも、親子のコミュニケーションを深める素敵なツールとしてご活用ください。

秋の深まりとともに、絵本を通して子どもたちの心も豊かに育っていくことでしょう。素敵な秋の読み聞かせタイムをお過ごしください!

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