PR

梅雨が楽しくなる!雨の日に読みたいおすすめ絵本5選

季節特集

今回は初めてのおすすめ絵本特集です!

梅雨の時期も楽しめるような絵本を5つ紹介するので、気になるのがあればぜひご覧になってください!

また、各絵本の紹介後に保育での展開案も載せているので実際に絵本が手元にある場合は試してみてください!

紹介する絵本は以下の通りです。最後に、雨の日を楽しめる傘の紹介もしています。

雨といえば! あめふりくまのこ

created by Rinker
¥1,320 (2025/06/24 15:34:16時点 楽天市場調べ-詳細)
題名あめふりくまのこ
詩/絵鶴見正夫さん /高見八重子さん
発行所ひさかたチャイルド

広く親しまれている童謡「あめふりくまのこ」が絵本になりました。詩に合わせてイラストが挿入されているので、イメージが膨らむこと間違いなしです。読み聞かせにはもちろん、歌いながらページをめくるのもいいですね。

有名な歌なので、子どもにもなじみがある場合が多いです。保護者の方が知らない場合でも、子どもが歌ってくれることもあるでしょう。そんな時は、上手だねと褒めてあげるだけで自信にも繋がりますね。

保育での展開

『あめふりくまのこ』の歌を覚えます。実際に天気が雨の時、窓の外や園庭がある場合は園庭を見ながら絵本を見ましょう。普段の様子や園庭と違う場所の発見をしていきます。

「水たまりができてる」「葉っぱが揺れている」などの気づきを共有して、雨に興味を持ち、観察する楽しさを味わえます。

雨の日の自由画も効果的です。目で見た気づきを表現することで、表現力や描画力、想像力が養われます。

女の子といきものたちのあまやどり    はっぱのおうち

created by Rinker
¥1,100 (2025/06/24 14:26:01時点 楽天市場調べ-詳細)
題名はっぱのおうち
作/絵征矢清さん/林朋子さん
発行所福音館書店

こちらもベストセラーの絵本になります。ちょうど先日娘が保育園から借りてきました。

突然の雨であまやどりをすると、小さな生き物たちが集まってきます。子ども心をくすぐる、秘密基地のような空間で、生き物たちとやりとりをしてると雨が止んできます。そんな数分の出来事を心温まるイラストでお話が進んでいきます。

文字数も多くないので、小さい子でも楽しめます。小さな生き物たちの名前も覚えることができますね。

こちらの記事で詳しく紹介しています。

保育での展開

園庭や、保育園の近くであまやどりができる場所を探しましょう。(危険のないところ)

実際に雨が降ったら、絵本のように入ってみてあまやどりをすると喜ぶでしょう。場所によって全員入らない場合は園庭にします。グループごとなどに分けて少人数ずつ入りましょう。

絵本のように生き物が集まることは少ないので、「何が来た?」などと想像遊びをするのもいいでしょう。こんな動物は入れる?と大小の比較や、想像力を養えます。

今日は雨降り。でも、ぞうくんはごきげん!ぞうくんのあめふりさんぽ

題名ぞうくんのあめふりさんぽ
作/絵なかのひろたかさん
発行所福音館書店

子どもに大人気の絵本、ぞうくんのさんぽシリーズ第2作!短い文章と、可愛らしいイラストで物語が進んでいきます。

やりとりの形や話の流れはぞうくんのさんぽに似ている感じなので、読み聞かせもしやすいです。

内容も簡単なので、小さい子から読み聞かせをすることができます。雨の日の散歩がしたくなる。そんな絵本です!

保育での展開

雨の日にどんな動物と散歩に行きたいか考えてみるのが楽しいでしょう。自分を含めて、3匹ほど動物を考えて、絵本のように背中に乗せる順番を考えると盛り上がります。

ある程度考えて、幼児クラスであればグループで共有したり、発表したりするといいでしょう。

例えば、牛の上に自分、自分の上にウサギ、ウサギの上にリスを乗せて歩きます。といった感じです。

描画力のあるクラスであれば、絵で表現してもいいですね。

思いっきり水遊び!どしゃぶり

created by Rinker
¥1,540 (2025/06/24 23:26:11時点 楽天市場調べ-詳細)
題名どしゃぶり
文/絵おーなり由子さん/はたこうしろうさん
発行所講談社

読み終えた後に、雨が待ち遠しくなる!そんな絵本です。

素敵な構図に、イメージのしやすい雨の表現。男の子の行動に思わず真似したくなります。私自身、長靴を履いていても「みずたまりは踏まないで」と母に言われれば言われるほど入りたくなっていた記憶がよみがえります。そうだ、全力で雨を楽しもう!!

保育での展開

雨の日に全力で遊ぶ。これこそ保育園ならではの経験ですよね。必ず、遊び終わった後の導線や、風邪をひかないような対策をきちんと行ったうえでです。

みずたまりをバシャバシャ踏んでみる。全身で雨を浴びてみる。雨の日ならではの遊びを一緒に楽しみましょう。

※他の職員の理解、保護者の理解あっての活動になります。必ず、遊び方や意図、導線を話し合ってから行いましょう。せっかくの活動も事故があっては元も子もないです。

とよたかずひこさんの雨の日絵本 かさちゃんです。

題名かさちゃんです。
さく/えとよたかずひこさん
発行所童心社

ももんちゃんシリーズや、「しんぱいごむよう!」でおなじみのおいしいともだちシリーズでおなじみのとよたかずひこさんの絵本です。

読んでいて気持ちの良いテンポ感と、可愛らしい色とりどりの傘が出てくる内容です。小さい子から楽しめます。

虹の色の傘がそれぞれ出てくるので、色の認識にもおすすめです。簡単な内容なので繰り返し楽しみながら、色も覚えられます。

お気に入りの傘を持って出かけたくなる、そんな絵本です。

保育の展開

傘の制作の導入に読むといいでしょう。自分で好きな色の傘を制作するねらいにすれば、想像が膨らみます。

実際に制作した傘を飾れば、雨の日が待ち遠しくなります。色とりどりの傘と雨の日を楽しみましょう。

おわりに

いかがでしょうか。大人からすれば鬱陶しく感じる雨の日でも、子どもたちからするとワクワクの対象である場合があります。

雨の日に出かけるのは重い腰を上げる必要もありますが、非日常を体験できたり、新たな発見ができたりと子どもたちにとっていい経験もできますので保護者の方も一緒に雨の日を楽しんでみてください。

気分が上がる傘や、レインコートを買って雨の日を楽しむのもおすすめです。

保育士としても雨の日は敵ですが、腕の見せ所です。引き出しが多いに越したことはないので、「雨の日を楽しめる絵本」と一緒に乗り越えていきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました