作・絵:かこさとし / 出版社:偕成社
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | からすのパンやさん |
作・絵 | かこ さとし |
出版社 | 偕成社 |
発行年 | 1973年 |
ページ数 | 32ページ |
対象年齢 | 3歳〜小学校低学年 |
ジャンル | ユーモア/家族/商売/生活 |
📖 あらすじ(要約)
物語の舞台は、いずみがもりという森の中。そこで暮らす4羽のカラスの家族が、小さなパン屋さんを開きます。
最初は上手くいかなかった商売も、工夫と家族の協力で大繁盛! なかでも、子どもたちのアイデアから生まれたユニークなパンたちは、大人気に。
パンの見た目や名前も自由な発想で、読むだけで「どれを食べてみたい?」と会話が弾む絵本です。
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🍞 なんと80種類以上の個性派パンが登場!
『からすのパンやさん』といえば、やっぱり目を引くのが「ありえないほどたくさんのパン」たち。
車型、どうぶつ型、食べ物型、楽器型……子どもの空想をそのまま絵にしたようなパンが次々と登場します。
ページいっぱいに描かれたその数、なんと80種以上! 子どもたちはお気に入りのパンを探すのに夢中になります。
👪 家族の姿が心に残る
この物語では、4羽のカラスの夫婦と4羽の子どもたちが登場します。商売が大変でも、家族で力を合わせてアイデアを出し合い、笑顔で挑戦する様子に心が温まります。
「家族の協力」や「失敗から学ぶこと」など、絵本を通して自然に伝わってくるのも、本作の大きな魅力です。
👩🏫 保育士から見たおすすめポイント
- 言葉あそび・形の認識にもぴったり
パンの種類を一緒に指さしながら読むと、形や名前の学びにつながります。 - 自由な発想力を育てるきっかけに
「きみならどんなパンを作る?」という問いかけで、創造的な遊びにつながります。 - パン屋さんごっこにもおすすめ
読んだ後、画用紙でパンを作って「カラスのパンやさんごっこ」をするのも盛り上がります!
📝 読み聞かせの工夫
読み聞かせでは、パンの種類を読むときに少し間を取って「これはどんなパンかな?」「知ってる?」と声をかけると、子どもたちもどんどん前のめりに。
文章自体もテンポがよく、楽しい雰囲気が伝わりやすいので、リズムよく読むのがポイントです。
🔖 まとめ
『からすのパンやさん』は、楽しいだけじゃなく、家族のつながりや工夫することの大切さを教えてくれる、まさにロングセラーにふさわしい絵本です。
カラフルで夢のあるパンの世界に、親子で一緒に飛び込んでみてはいかがでしょうか?
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