「夜になってもなかなか寝ない…」
「ベッドに入っても寝つきが悪い…」
そんなお悩みを持つママ・パパへ。
保育士として現場でたくさんの子どもたちと関わる中で、絵本の読み聞かせと生活リズムの見直しが寝かしつけに効果的であることを実感しています。
この記事では、
- 寝かしつけに効果的な絵本
- 夜の明かりと睡眠の関係
- 子どもの理想的な睡眠時間
- 絵本を活用した就寝ルーティン
について、保育士目線のアドバイスを交えてご紹介します。
絵本は寝かしつけの“スイッチ”になる
絵本の読み聞かせは、子どもの心を落ち着かせる効果があり、入眠をスムーズにしてくれる強力なツールです。
🔍 絵本が寝かしつけに効果的な理由
- 繰り返しのある言葉や穏やかな語り口が心を安定させる
- 親の声・ぬくもりが安心感を与える
- 「絵本→寝る」という習慣づけ(ルーティン化)ができる
保育士おすすめ!寝かしつけ絵本3選
以下は、保育現場でも実際に効果を感じた絵本です。どれも静かな展開と心地よいリズムで、寝る前にぴったりの作品です。
寝かしつけにおすすめの絵本3選
絵本タイトル | 内容の特徴 | 対象年齢 |
---|---|---|
だいすき ぎゅっぎゅっ | 「ぎゅっぎゅっ」の繰り返しが心地よく、親子のスキンシップにも◎ | 0〜3歳 |
おつきさま こんばんは | やさしい語りで“夜の世界”へ自然と導いてくれる | 1〜4歳 |
そらまめくんのベッド | 自分だけのベッドを大切にする気持ちが育ち、眠る準備につながる | 2〜5歳 |
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📚 短くてテンポがよく、毎晩のルーティンにも取り入れやすい作品ばかりです。
「真っ暗な部屋」で寝つきが良くなる理由
寝るときの照明環境は、子どもの睡眠に大きな影響を与えます。
💡 メラトニンと光の関係
眠気を誘う「メラトニン」というホルモンは、暗くなると自然に分泌されます。
ところが、部屋が明るいままだとメラトニンの分泌が抑制され、眠りが遠のくのです。
✅ 対応のポイント
- 就寝時は部屋を真っ暗にする(明るさゼロが理想)
- 怖がる子には赤色のライトを設置(青・白は避ける)
- 就寝1時間前からテレビ・スマホを控える
保育士として様々な研修を受けてきていますが、何回も話題に上がるほど、重要らしいです!
子どもの理想的な睡眠時間とリズムの整え方
子どもには年齢ごとに理想的な睡眠時間があります。
夜寝ない原因が、昼寝の取りすぎや起床時間の遅さにあることも多いです。
🕒 年齢別の目安睡眠時間(昼寝+夜の合計)
年齢別の目安睡眠時間(昼寝+夜の合計)
年齢 | 推奨される睡眠時間 | 注意点 |
---|---|---|
1〜2歳 | 11〜14時間 | 昼寝は1〜2回、午後3時までに終える |
3〜5歳 | 10〜13時間 | 昼寝は15時までに終わらせ、早起きを意識 |
⏰ 寝つきをよくする生活リズムのコツ
- 朝は同じ時間に起きる(休日もなるべく同じ)
- 昼寝は早め&短めに
- お風呂は寝る1時間前までに済ませる
夜寝ないから昼寝を短くしてください!と良く言われますが、保育園で活動した分の必要な休息です。
夜寝る前の流れを見直したり、朝起きる時間を調整したりするのも一つです!
寝かしつけルーティンに絵本を取り入れよう
絵本の読み聞かせは、毎日のルーティンとして取り入れることで、より効果を発揮します。
📘 ルーティンの一例(我が家&保育園でも実践)
家の場合
- 夕食後:お風呂
- お風呂後:パジャマ・歯みがき
- 寝室で:絵本を1冊読む
- 読み終わったら電気を消して「おやすみ」
保育園の場合
- 給食後:着替え
- 着替え後:自分で絵本を見る、読む時間
- 代表の子が選んだ絵本or保育士セレクトの絵本の読み聞かせ
- おやすみなさいの挨拶
💬「読むと寝る」が子どもの脳にインプットされ、寝かしつけがどんどん楽になります。
まとめ|絵本+習慣で「寝ない夜」が変わる
- 絵本の読み聞かせは心を落ち着かせ、寝かしつけに効果的
- 部屋を真っ暗にすることでメラトニンがしっかり分泌
- 年齢に合った睡眠時間と生活リズムを意識
- 就寝前に“絵本ルーティン”をつくることで習慣化がスムーズに
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