『わにわにのおでかけ』の魅力を紹介|夏の夜のお祭りを楽しむ絵本【年齢別の反応も】
大人気「わにわに」シリーズの作品です。祭りの雰囲気、花火の様子が知れる絵本なので夏にぴったりです。
保育園では夏祭り、夕涼み会を開くところも多いでしょう。そんな行事の前の導入や、季節の雰囲気を伝えるのにおすすめな絵本です!
『わにわにのおでかけ』ってどんなお話?
題名 | わにわにのおでかけ |
文/絵 | 小風 さちさん/山口 マオさん |
発行所 | 福音館書店 |
夜、なかなか寝付けないわにわに。
家の外を見てみると、みんながどこかへ向かっているのが見えました。そしてわにわにはついていくことに。
虫の声を聴きながら橋を渡ってみると、そこにはにぎやかな光景が!
年齢別の反応|何歳から楽しめる?
2歳〜4歳向きの作品です。あくまでも目安なのでどの年齢でも楽しめる作品です。
保育園では…
〇2~3歳
文が少ないので、最後まで集中してみることができます。また、夏の前後に読めば「行ったことある!」「見たことある!」と盛り上がること間違いなしです。
〇4~5歳
夏祭りや屋台ごっこなどの導入におすすめです。お祭りの雰囲気や、お店の様子などがわかるので、自分の経験と合わせてイメージする助けになります。
〇保育園で実際に読んだ感想
2歳児のクラスで読みました。夏の時期に読み聞かせをしたので、実際に祭りにいった子が多くいました。「わたあめをたべた」「お面をかってもらった」などと経験を伝えてくれたので、まだ行ったことがない子にもイメージを伝えやすかったです。
〇家庭で読んだ感想
ちょうど祭りに何回か行った後に娘が保育園から借りてきました。わにわにシリーズが好きだったこともあり、気に入っていました。屋台が出てくる場面では「今度はあれが食べたい」などと会話も盛り上がり、夏の雰囲気を大いに楽しめる作品であると感じました。
『わにわにのおでかけ』を読むときのポイント
・文が短く、淡々と話が進むのでゆっくり読むのがおすすめです。
・また、子どもたちの反応や気づきをみながら読み進めましょう。「浴衣着たことある」「金魚すくいしたことある」などと子どもたちが自分の経験を話し出すことがあります。途中で聞くのか、後でまとめて聞くのかを事前に決めてから読むのがおすすめです。
・終盤に向けてゆったりと読むのがおすすめです。最後にわにわにが眠りにつきそうな場面では一番ゆっくり読むことで、午睡前や昼寝前の雰囲気づくりに繋げることもできます。
シリーズで読むのもおすすめ!
「わにわに」シリーズの他の作品を簡単に紹介します。
『わにわにのおふろ』
わにわにのお風呂のルーティンが見れちゃう!お風呂が楽しみになる作品です。
『わにわにのおおけが』
怪我をしてしまったわにわにはどうするのでしょうか。
まとめ 『わにわにのおでかけ』で夏の夜のお祭りを楽しもう!
夏の雰囲気を楽しみ、イメージを膨らますことができるこの作品。みなさんもぜひ、お祭りに参加する前や、行事の導入などのタイミングで読み聞かせしてみてください。
熱中症に気を付けながら、夏を満喫してください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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